日本の弁当、菓子が充実 ミッドタウンにKIOSKUオープン

酒蔵の「特製・銀鱈弁当(12ドル)」(左)と「豚の生姜焼き弁当(11・50ドル)」。他にも、「そばサラダ(7ドル)」と「稲荷弁当(6・50ドル)」がある(photo: Tome)



 ニューヨーク市内で日本食レストランを展開するT.I.C.グループが6日、弁当や菓子などを取り扱う「KIOSKU(キオスク:211 E 43rd St, NYC)」をマンハッタン区ミッドタウンにオープンした。日本の駅構内にあるキオスクを彷彿させる店内には、同グループ系列で同店と同じビル内に店舗を構えるレストラン「酒蔵」で作られた弁当4種のほか、カップ麺(その場で調理可)やスナック菓子など、気軽に楽しめる食品を多数取り揃えている。

 同店の責任者である片山直美さんによると、「特に弁当の食材にこだわっている」と言い、冷めてもおいしい米や、豚の生姜焼き弁当には“麦富士”というブランド豚を取り入れているという。また片山さんは今後の展望について「弁当の種類を増やし、ベーカリーやコーヒーなどの提供もしていければ」と語った。営業時間は月曜〜金曜の午前11時から午後4時まで。