コロナ禍でリモート学習を強いられた子どもたちに、これまでになくキャンプが必要とされている。amニューヨークが16日、報じた。
キャンプは、コロナ禍の自粛生活により失われた重要な発達の機会を、子供たちに与えることができると考えられている。同紙がまとめたその理由は、次の通り。
<スクリーンから離れる>子どもたちはコロナ禍でスクリーンの前で過ごす時間が多くなり、社会的交流や友人とつながる能力を失いつつある。キャンプは、コミュニケーション、思いやり、共感の訓練のようなもの。
<課外活動>キャンプは、スポーツや岩登り、演奏など子どもたちが好むことや、学びたいと思う可能性があることに、カウンセラーの下、安全に触れられる。
<仲間との関係>子どもたちだけでいる時間はとても重要。他の子どもたちと一緒にいるだけで、仲間との付き合い方を体験学習でき、他者と仲良くなる方法を見つけるチャンスとなる。
<自立性を養う>コロナ禍、子どもたちはいつも親と一緒にいるが、キャンプでは、気候に合わせた衣類選び、科目の選択など、自分で判断することが求められ、自立性を養うことができる。
<安全な一貫性>不測の外出禁止令や学校閉鎖により、子どもたちは予測のつかない生活を強いられているが、キャンプでの生活は、子どもたちが、日常と計画に沿った生活を取り戻すことができる。