ニューヨーク市当局は9日、市が管轄するタクシー通称“イエローキャブ”の乗客に向け、移動中に搭載のスクリーンで楽しめるタクシーに関するトリビアクイズを提供すると発表した。
タクシー・リムジン委員会(TLC)のデビッド・ヤスキー委員長によると、イエローキャブの利用者は週に2500万人に上るといい、多くの人がニュースや天気予報などを、後部座席に備え付けられているスクリーンで確認するなど、積極的に利用しているという。ヤスキー氏は今回のクイズ導入について、「移動しながらイエローキャブについて楽しく学んでもらえれば」と答えた。
質問の一例として、「ニューヨーク市の公式タクシーの車体を黄色に統一すると決定した市長はだれ?」「メダリオン(許可証)を取得するのに平均いくらかかる?」などがある。
またTLCは、利用者からの出題もEメール(taxitrivia@tlc.nyc.gov)やツイッター(#taxitrivia@nyctax)で受け付けている。