「潰す」「燃やす」「殺す」
樹木や農作物に影響、シタベニハゴロモ

恐ろしい斑点を持つシタベニハゴロモを見つけたら退治を――。 ゴッサミストは17日、樹木や農作物に影響を与える外来種の害虫「シタベニハゴロモ」を見つけたら、卵を潰したり、目撃情報を報告したりするよう呼び掛けた。ニューヨーク州全体に生息しており、人間に直接危害を与えることはないが、ニューヨーク州環境保全局は「森林のみならず、農業や観光産業にも影響を与える可能性がある」と指摘。コーネル大学・害虫管理プログラムのディレクター、アレハンドロ・カリクスト氏は「州内のブドウ農場に入れば、影響が出るだろう」と警鐘を鳴らす。リンゴやブルーベリーのほか、くるみ、ホップなどにも同様の被害が出るとしている。
シタベニハゴロモは2014年、ペンシルバニア州で初めて発見された。昨年、スタテン島で初めて確認。今年に入り、マンハッタン区やブルックリン区でも目撃されている。
では、もし発見した時にはどう対処するべきか。卵の塊を見つけたら「削り取って破壊する」「袋に入れて、アルコールやハンドサニタイザーを使って壊す」「潰すか、燃やす」ことが肝要だ。生息しているのを見かけたら「すべて殺す」「冷凍して、潰して、処分」するよう求めている。
目撃情報を報告するのも大切だ。メールで、Forest.Health@parks.nyc.govへ写真添付で。コーネル大学は、目撃情報をまとめた地図を提供している。
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