米国家情報長官を承認 ヘインズ氏、政権閣僚で初

 【ワシントン共同】米上院は20日、国家情報長官にアブリル・ヘインズ氏を充てる人事を賛成多数で承認した。バイデン大統領が指名した閣僚人事で初めての上院承認。国家情報長官は中央情報局(CIA)など情報機関を統括するポスト。ヘインズ氏は女性として初めて就任する。

 定数100の上院で賛成84、反対10だった。ヘインズ氏はオバマ元政権でCIA副長官や大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)を歴任した。

 19日に上院情報特別委員会で開かれた公聴会では、陰謀論を信奉する勢力「Qアノン」がもらたす脅威についてFBIなどと協力して調べて公に報告すると表明した。

>>> 最新のニュース一覧はこちら <<<