デブラシオ市長は25日、新型コロナウイルスのワクチンが不足しているため、ブロンクス区ヤンキースタジアムとクイーンズ区シティフィールドなど大型施設でワクチン接種を行う計画を無期限に延期すると発表した。各メディアが同日、報じた。
現在市では、1万9000回分の接種が行われており、数日後には新たに連邦政府から10万7000回分が届く。しかし、供給不足により、市が当初目標としていた週50万回の接種は達成できる見込みがなく、同施設での接種を延期することにした。さらに、州にある15の専門施設も28日まで閉鎖する。また、ニュージャージー州のマーフィー知事によると、同州でもワクチンの供給不足に陥っており、州内に開設された19ケ所の専門施設のうち、2ケ所を一時閉鎖するという。