国連総長、広島訪問に意欲 「状況許せば」今夏式典に

 【ニューヨーク共同】国連のグテレス事務総長は28日の記者会見で、新型コロナウイルスを巡る状況が改善すれば、今夏に広島市を訪問したいとの意欲を改めて示した。昨年、8月6日の「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」への出席を計画していたが、新型コロナ流行で断念した経緯がある。

 グテレス氏は「新型コロナを巡る状況が許せば」とした上で「今年広島に行けることを強く望んでいる」と述べた。式典出席が実現すれば、2010年に潘基文・前事務総長が事務総長として初出席して以来となる。

国連のグテレス事務総長(共同)

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