ニューヨーク州自動車局(DMV)はこのほど、昨年10月末に米東部を襲ったハリケーン「サンディ」で洪水被害に遭った車の不正販売を取り締まる目的で、中古車販売に関する新しいデータベースを立ち上げた。
州政府によると、サンディによる被害を受けた車両は約40万台に上るという。被害の大きかった地域の中古車販売店の中には、その旨を伝えずに優良車として客に高額で販売しているところがあるといい、それらを食い止めるために今回、DMVと連邦保険犯罪局(NICB)が協力のもと、一般中古車に関する詳細をウェブサイト(www.nicb.org/theftandawareness/vincheck)上で公開することを決定した。