【ニューヨーク共同】米巨大IT5社の2020年10〜12月期決算は全社が最高益を更新した。新型コロナウイルスに伴う外出制限などで生じた「巣ごもり需要」を追い風に成長。21年も景気回復を背景に業績を伸ばす見通しだ。ただ、市場支配を巡る規制強化や訴訟にも直面し、不安要素も残す。
アップルは、第5世代(5G)移動通信システムに対応したスマートフォン「iPhone(アイフォーン)12」シリーズの投入で、古い端末からの買い替えが進む「スーパーサイクル」が起きているもようだ。「21年1〜3月期の売上高の伸びは加速する」(マエストリ最高財務責任者)としている。