「大問題になっていない」 松井氏、訪米終え帰国

 日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は16日、米国訪問を終え帰国した。橋下徹共同代表(大阪市長)の従軍慰安婦をめぐる発言に関し「(米国では)いろいろと価値観を問われるかと思ったが、なかった。大きな問題になっていないということだ」と述べ、米側は問題視していないとの認識を重ねて示した。
 同時に「日本とアメリカは同盟国で、価値観が同じだ。互いに理解し合えると思った」と語った。到着した関西空港で記者団の質問に答えた。
 松井氏は10日から大都市経営の視察を主目的に訪米。カリフォルニア州ではシリコンバレーを視察後、ブラウン知事と会談した。その後、ニューヨーク市中心部のマンハッタンを回った。