20人の児童を含む26人が犠牲となったコネティカット州サンディフック小学校銃乱射事件から半年となる14日、同州ニュータウンで追悼式が行われた。式典には犠牲者の遺族や地元住民らが多数参列。事件が発生した午前9時半に全員で黙祷を捧げた後、参列者からは犠牲者を追悼する言葉が次々と述べられた。
同地では事件後、遺族を中心に銃規制強化を求める声が多数上がっており、当日はニュータウン市庁舎で事件以降、全米で銃器によって犠牲となった6000人の名前が終日にわたって読み上げられる中、参列者は銃規制の強化法案成立を改めて訴えた。会場には、昨夏コロラド州オーロラの映画館で発生した銃乱射事件の負傷者の姿も見受けられた。
式典に加え、違法銃器に反対する市長連合(Mayors Against Illegal Guns)が銃規制を訴え各州を回るツアーに、この日ニュータウンから出発した。一行は約100日をかけて25州を回り、各地で同様の活動を行う人々に結集を呼び掛け、その後ワシントンへと向かう予定。