太陽の力で充電しよう! 市とAT&T、携帯電話の充電設備を設置
ニューヨーク市ではこのほど、太陽光発電を利用した携帯電話の充電設備が4カ所に取り付けられ、一般市民に公開された。この充電設備は市と通信大手のAT&Tが共同で開発したもので、今後、市内25カ所に同様の設備が順次設置される計画だという。
今回、一般利用が開始されたのはリバーサイドパーク、ブルックリンブリッジパークおよびユニオンスクエアパーク、フォートグリーンパークの4カ所。
この充電器では、米電子機器大手アップルの「iPhone(アイフォーン)」ほか、マイクロUSB端子に対応したアンドロイドなどのスマートフォンの充電が可能で、24時間いつでも利用できる。
ニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ市長は公開に当たり、「ワイヤレス技術は今や、市民の生活において大きな役目を担っている。今後もより良いワイヤレス環境を市民に提供していく」決意を示したほか、昨年のハリケーン「サンディ」襲来時のような非常事態にも対応できるインフラ整備を今後も進めていく意向であることを強調した。
またAT&Tと同市は、市内26カ所の公園で実施しているWi-Fi回線の無料サービスについて、ブルックリンブリッジパークのピア5やロウワーマンハッタンのフォーリーパークでも今後、提供していく構え。