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共同通信
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政府が、発展途上国の多様な生き物や豊かな生態系を守るための基金に、今後5年で計10億円を拠出する方針を固めたことが9日、関係者への取材で分かった。11日から中国で始まる生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)で表明する。種の絶滅や森林破壊など世界的な課題に対し、前向きに取り組む姿勢を訴える狙いだ。
関係者によると、2010年に名古屋市で開かれたCOP10で、議長国を務めた日本が設置した「生物多様性日本基金」に追加拠出する。
同基金は、COP10で決まった20年までの国際保全目標「愛知目標」の達成に向け、途上国の対策を支援することを目的に創設した。
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