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【ニューヨーク共同】米半導体大手エヌビディアによる英半導体開発大手アームの買収を巡り、グーグルやマイクロソフト、クアルコムといった米IT大手が米当局に異議を申し立てていることが12日、明らかになった。一部の企業は承認しないよう求めている。米ブルームバーグ通信などが報じた。
アームは多くのIT企業に半導体の設計図を提供。これまで中立的な立場を維持してきたが、エヌビディアが買収すると、IT企業側はアームの技術使用が制限されたり、費用が上昇したりすることを懸念している。
IT大手による反対の声が強まれば、承認を得るのが難しくなる可能性もある。