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共同通信
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三菱重工業が29日発表した2021年9月中間連結決算は、純損益が120億円の黒字(前年同期は570億円の赤字)だった。黒字は2年ぶり。フォークリフト向けエンジンなど量産品事業が回復し、国産初のジェット旅客機スペースジェット(旧MRJ)の開発凍結によるコスト削減も寄与した。売上高は前年同期比0.3%増の1兆6637億円だった。
量産品事業は、新型コロナウイルス流行前に近い水準まで売り上げを戻した。一方、主力の米航空機大手ボーイング向け部品事業は、想定よりも需要が減少。国際線の旅客機需要の回復が遅れているほか、品質問題を抱える中型機「787」の減産が響いた。
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