ニューヨーク市は16日、市内32の公園であらたに無料Wi-Fiサービスの提供を開始したと発表した。
このWi-Fiサービスは、インターネットプロバイダーのタイムワーナーケーブルやケーブルビジョンなど、指定されたプロバイダーの契約者であれば無料で無制限に使用することができる。また未契約者も、一回10分までの使用が1カ月に3回までなら無料、あるいは一日使用を99セントで購入することもできる。
ニューヨーク市は2011年にタイムワーナーケーブル、べスペイジの2社とフランチャイズ契約を結んでおり、その一環として両社は市内の公園や公共スペースでのWi-Fiサービス整備事業を進めている。
今回、ブロンクス区のブロンクスパークやガンヒルプレイグラウンドなど32の公園があらたに追加されたことで、市内全域では現在51の公園で無料Wi-Fiサービスが提供されていることになる。マンハッタン区内ではブライアントパーク、マディソンスクエアパーク、リバーサイドパークなどで、またセントラルパーク内では動物園付近、タバーン・オン・ザ・グリーン、シープメドウ北側のミネラルスプリングス付近の3カ所で提供されている。
無料Wi-Fiサービスが利用できる公園の全リストは、nyc.gov/parkswifiで閲覧できる。