MTAが運行本数削減を延期
予想以上の業績と連邦支援で
ニューヨーク州都市交通局(MTA)は18日、業績が予想を上回ったことと、連邦政府からの支援により、財政見通しが改善されたため、予定されていた地下鉄、バス、鉄道の運行本数削減を延期すると発表した。ウォール・ストリートジャーナルが同日、報じた。 パトリック・フォイエ局長は、赤字を埋め合わせるために、MTAは2024年までの間、80億ドルの支援が依然として必要だとしながらも、連邦議会で審議されている救済法案により、今年度中に追加の支援を受ける可能性があると楽観視している。 MTAは昨年、連邦政府の支援がなければ、運行本数を40~50%削減する必要に迫られると警告していた。