【ウィーン共同】イラン核合意の検証に当たる国際原子力機関(IAEA)は23日、兵器級に近づく濃縮度20%のウランの貯蔵量が2月16日時点で17.6キロだとする報告書をまとめた。2015年の核合意では上限は3.67%と定めた。
濃縮度を20%に高めると、核兵器級のウラン製造が容易になるとされ、核兵器を造るのに必要な高濃縮ウランを獲得するまでの期間が大幅に短縮される恐れがある。
No related posts.