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パナソニックが物流や製造、小売り業務を効率化するソフトウエアを手掛ける米ブルーヨンダーを買収する検討に入ったことが8日、関係者への取材で分かった。法人向けの業務効率化サービスを基幹事業の一つと位置付けており、買収で強化を図る。数千億円規模の大型買収となる可能性がある。
カメラやセンサー、決済端末など法人向け製品をブルーヨンダーのソフトと組み合わせ、顧客の生産性を高める提案をしたい考えだ。ブルーヨンダー株式の20%を2020年に約860億円で取得済みで、残り全株の取得を目指す。
残りの株式は米投資会社が保有。交渉が折り合わず買収を断念する可能性もある。