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【ヤンゴン共同】ミャンマー最大の都市ヤンゴンで8日夜、数千人が夜間外出禁止令を無視して国軍への抗議デモを行った。治安部隊が地域の一角を封鎖し包囲したデモ参加者約200人の解放を求めた。ロイター通信などが伝えた。
バチェレ国連人権高等弁務官は8日「報復行為なく即時解放することを求める」などとする声明を発表した。米国や英国の大使館も同様の声明を出した。
ミャンマー各地では、治安部隊による夜間の弾圧が相次いでいる。国軍は9日までに最大都市ヤンゴンや第2の都市マンダレーなど主要都市の大学や病院、公立学校を占拠し、軍の拠点として運用を始めた。