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政府は9日、「すべての女性が輝く社会づくり本部」(本部長・菅義偉首相)などの合同会合を首相官邸で開いた。首相と全閣僚が、男女共同参画の推進強化を協議。首相は「男女共同参画は国際的に共有された規範だ。各府省内で偏見や固定観念に基づく言動があれば、指摘して改善してほしい」と述べた。
各府省に対し、昨年末に策定した第5次男女共同参画基本計画の目標値に沿って、女性の幹部登用や職員採用の具体策を作るよう指示。2021年度と22年度の施策を、毎年6月ごろに取りまとめる「女性活躍加速のための重点方針」に盛り込む方針を示した。