黒人男性暴行死で公判入り

Published by 共同通信

 【ニューヨーク共同】米中西部ミネソタ州ミネアポリスで昨年5月に起きた黒人男性暴行死事件で、殺人などの罪に問われた元警官デレク・ショービン被告(44)=事件後に免職=の公判が9日、ミネアポリスの州地裁で始まった。陪審員選任手続きが少なくとも3週間続く見通し。

 事件は昨年5月25日に発生。起訴状によると、偽札を使おうとした人物がいるとの通報を受けて現場に駆け付けたショービン被告らが、黒人男性ジョージ・フロイドさん=当時(46)=を拘束、膝で首を地面に押し付け死亡させたとしている。ほかに逮捕、起訴された元警官3人の公判は8月に始まる予定。