MTAライブ地下鉄路線図に新機能
ワクチン接種場所情報、予約も可能
ニューヨーク都市交通局（MTA）は８日、NY市の地下鉄のライブ路線図「ライブ・サブウェイ・マップ」上で、新型コロナウイルスのワクチン接種場所の情報の提供を開始したと発表した。同日、amニューヨークが報じた。
同マップは通常、サービスの変更や次の列車の到着時間など、地下鉄の運行状況に関するリアルタイムの情報を利用者に知らせるためのものであるが、新たに追加された機能では、マップの右下部にある注射器型のアイコンをクリックすると、市内のワクチン接種場所が表示される。更に、情報が知りたい接種場所のアイコンをクリックすると、接種可能なワクチンの種類、接種資格などが表示され、予約もできる。
市交通局の臨時局長を務めるサラ・ファインバーグ氏は、「多くのニューヨーカーが、ワクチン接種のために公共交通機関を利用することは明らか。先週、ブルックリン区とクイーンズ区で新たなバス路線を開通させたことと同様に、この機能は、住民がワクチン接種場所にスムーズにアクセスできるよう支援するもの」と述べた。 新たな接種場所の追加など、情報は常に最新のものに更新される。マップへは、map.mta.info からアクセスできる。同マップは、ベータ版で実行された後、昨年リリースされた。
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