Published by 共同通信
【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は10日、東日本大震災から10年となるのを受けて声明を出し「米国は日本と連帯して犠牲者や行方不明者をしのぶとともに、家や生活、地域社会を再建した日本国民の回復力に敬意を表す」と表明した。
日本について、2001年の米中枢同時テロや05年の大型ハリケーン「カトリーナ」による被災など「米国が必要とした時は常に支援してくれた不動の同盟国だ」と強調。「トモダチ作戦」で被災地の救援に取り組んだことを「米国人は誇りに思っている」と振り返った。
日米同盟の意義を指摘し「日米の国民は、いかなる逆境も共に力強く立ち向かう」と訴えた。