ブルックリンにRBG元判事の像
NY市、7体目の実在した女性像が完成
ブルックリン区で12日、昨年死去した連邦最高裁のルイス・ベイダー・ギンズバーグ(RBG)元判事の像の除幕式が行われる。同像は、ニューヨーク市で7体目の実在した女性の像となる。9日、ゴッサミストが報じた。 アーティストのギリーさんとマークさんが制作した同像が設置・公開されるのは、ブルックリン区シティ・ポイントの屋内施設で、午前10時から午後8時の間。来場者は、ステップに立ち、像と記念撮影ができる。制作者が同地を設置場所に選んだのは、元判事がブルックリン区で生まれ育ったことに加え、マンハッタン橋を渡って同区に入る際に、フラットブッシュ(ギングスバーグ氏の出生地)から見えるからだという。
除幕式の3日後の15日は、元判事の88回目の誕生日。同像の制作については、生前の元判事に知らされ、同意を得ていたという。クオモ知事も昨年、元判事の像を建立する計画を発表していたが、同像とは無関係。
市では1915年に、市で初の実在した女性の像、ジャンヌ・ダルクの像が建立された。昨年夏、建立105年目を記念したイベントで、市で6体目となる女性像がセントラルパークに建立された。市には、男性の歴史的人物の像が、女性のものよりも約145体多く建立されており、市は過去数年間にわたり、女性像の欠如に取り組んでいる。
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