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【ワシントン共同】北朝鮮の核開発問題などを巡り、米政府高官は13日、ロイター通信に対し、バイデン政権が2月中旬から水面下で北朝鮮と接触を試みているが、何の反応も得られていないと明らかにした。1月のバイデン政権発足後、同政権の北朝鮮に対する直接的な働き掛けが明らかになるのは初めてとみられる。
バイデン政権は、新たな対北朝鮮政策も視野に、トランプ前政権による政策の包括的な検証を行っている。北朝鮮問題は、今月16日の外務・防衛担当閣僚による日米の安全保障協議委員会(2プラス2)でも主要議題の一つとなる見込み。