コロナ解雇が増加、9万5千人に

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厚生労働省が入る中央合同庁舎=東京・霞が関

 厚生労働省は16日、新型コロナウイルス感染拡大に関連する解雇や雇い止めは、12日時点で見込みを含めて累計9万5925人になったと発表した。3月に入って5740人増えており、既に1月と2月の各1カ月の増加分を超えた。年度末が近づき、増加ペースが速まっている。

 業種別では、製造業が2万958人で最も多かった。小売業1万2525人、飲食業1万2167人、宿泊業1万1447人、卸売業5855人の順で多かった。

 都道府県別では東京都が2万1837人で最多だった。大阪府8749人、愛知県5294人、神奈川県4288人、北海道3417人と続いた。