BK区のビルに故RBG判事の名前
地元出身の英雄をたたえる
ニューヨーク市のデブラシオ市長は15日、ブルックリン公共ビルに故ギンズバーグ(RBG)最高裁判判事の名前を付与した。16日、amニューヨークが報じた。
ギンズバーグ氏はブルックリン区ミッドランド育ち。地元の公立校(PS238)やジェームズ・マディソン高校に通った。存命なら、この日が88歳の誕生日だ。ジェローム通りにある公共ビルの前で、デブラシオ氏は「地元出身で、我が国に甚大な影響を与えた英雄をたたえる時が来た」と宣言。また、娘でコロンビア大学法律学校のジェーン・ギンズバーグ教授は「公立学校だけでなく、公立図書館やブルックリン博物館が母を育てた」と回顧した。
1924年に建てられたこのビルの中には市の機関が複数事務所を構えている。 活動家などは今回の命名を歓迎。ウィメン・エンパワーメント連合の創始者、ソミア・エル・ロウメインさんは「これを機に、多くの女性が最高裁判所で女性の権利や平等、公正のために戦ってほしい」と語った。通行人からは「草分けにふさわしく、通りの名前を変えるべきだ」との声も聞かれた。
これとは別に同区では、ギンズバーグ氏の銅像が12日、フラットブッシュ通り出口にあるシティーポイント・ショッピングプラザに設置されたばかりだ。
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