シェークスピア・イン・ザ・パーク復活
7月6日から 「NY市再生の幕開け」
この夏、シェークスピア・イン・ザ・パークが復活する。16日、ニューヨークポストが報じた。
「準備は十分すぎるほどできている」と同日ツイートしたのは、制作を担当するパブリックシアター。セントラルパーク内の屋外ステージ「デラコート・シアター」で7月6日から、ハーレムを舞台とした「ウインザーの陽気な妻たち」を上演すると発表した。同シアターの定員は約2000人。ただし、州の規定に沿い、観客は500人弱になる見込み。入場は無料、コロナの陰性反応証明が必要となる。
シェークスピア・イン・ザ・パークは市の夏の風物詩。過去にはメリル・ストリープが「じゃじゃ馬ならし」、アル・パチーノが「ベニスの商人」に出演して話題になった。コロナ感染が拡大した昨年は中止されている。
デブラシオ市長も同日の記者会見で「ニューヨーク市再生の幕開けだ」と興奮気味。ヘンリー6世の名言を引用し、「ここから始まる永続的な喜びを願う」と述べた。また、「屋外で観劇して、一緒に日焼けしよう」と呼びかけた。
これとは別に、オフブロードウェイの「ジ・オフィース! ア・ミュージカル・パロディー」も4月9日から西50丁目のジェリー・オーバック・シアターで再開することが決まった。
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