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共同通信
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衛星利用測位システム(GPS)や最新レーダーを使い無人で海を航行する「無人運航船」の開発が、2025年の実用化を目指して急ピッチで進んでいる。来年、東京湾―伊勢湾で無人コンテナ船の実験航海をする予定。新型コロナウイルス流行による巣ごもり消費の増加で海上輸送の需要は膨らんでおり、乗員の人手不足が続く。海の上でも自動運転が課題解決の切り札となるかどうか注目される。
コックピットに座ると、目の前には大小12の画面が設置されていた。まるでアニメ映画「宇宙戦艦ヤマト」の船内のようだ。場所は千葉市のビルの一室にある「陸上支援センター」。「ここで無人運航船を遠隔監視します。何か起きたらここから操縦できます」。日本郵船グループの日本海洋科学(川崎市)の桑原悟さんが説明する。
日本財団が主体となり国内の約30社が協力し、「DFFASプロジェクト」と名付けて無人船の研究開発に挑む。船のカメラやレーダーが捉えた周囲の映像が、センターの画面にリアルタイムで映し出される。無人船は全長約100メートルのコンテナ船。緊急時は手元のジョイスティックで人間が船を操る。
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