女性は履きもしないのに、気に入った靴を買ってしまう—という興味深い結果がこのほど、英VoucherCodesPro.co.ukの調査により判明した。
これによると、女性は平均20足の靴を所有しているが、実際に履いているものはわずか5足に限られていることが分かった。
履かない靴についての理由は大抵、「見た目がかわいいからついつい買ってしまった」「足に合わなかった」「歩きづらい」に偏っており、多くが「無駄な出費」「たんすの肥やし」だと感じているという。
ニューヨークを舞台にした人気ドラマシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」でサラ・ジェシカ・パーカーさん演じる主人公のキャリーも“シュー・オブセッション”として有名だが、素敵なものを見掛けたら“ついつい買ってしまう”というのが乙女心のようだ。
心理学者のジェフ・ガーデレ博士はこのような女性の行動について、「購入するということ自体に満足している」と分析する。
今回の調査は英国在住の女性2300人を対象に実施。実に86%が「一度も履いたことない靴がある」と回答、また全体の7%は50足以上所有していることも判明した。
身の回りにも多数の靴を所有している女性がいて驚いたという男性もいると思うが、意外にもこういった女性は多いようだ。
ファッション大国フランス発のドキュメンタリー映画「God Save My Shoes(邦題:私が靴を愛するワケ)」(2011年公開)では、“靴と女性の魅惑の関係”に迫っている。なぜ、世界中の多くの女性がこれほどまでに靴に魅了されるのか—。その答えが見つかるかもしれない。