国軍弾圧で7歳女児死亡

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 【ヤンゴン共同】ミャンマーの地元メディアによると、第2の都市マンダレーで23日、治安部隊の銃撃で7歳の女児を含む4人が死亡した。ロイター通信は国軍の弾圧による最年少の犠牲者だと報じた。同国の人権団体「政治犯支援協会」は、クーデターから23日までの死者が累計275人になったと明らかにした。

 報道によると、女児はマンダレーの自宅にいたところ、治安部隊の銃撃が始まり、流れ弾に当たって負傷した。その後、出血多量で死亡が確認されたという。

 ミャンマーでは27日に「国軍記念日」を控える。軍事パレードを平穏に実施するため、デモへの弾圧が一層強まるとの観測が出ている。