プーチン大統領、ワクチン接種

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22日、モスクワ郊外の公邸でワクチン製造業者とオンライン会議を行うロシアのプーチン大統領(タス=共同)

 【モスクワ共同】ロシアのペスコフ大統領報道官は23日、プーチン大統領が新型コロナのワクチンを接種したと発表した。ロシア製ワクチンの一つとしているが、具体的な種類は明らかにせず、接種の様子も公開しなかった。タス通信が伝えた。

 ペスコフ氏は、プーチン氏の接種後の体調について「(大統領の)気分は良い。明日はフルタイムの勤務だ」と述べた。

 大統領が自ら接種することで安全性を証明する狙いとみられる。

 ロシアはこれまで世界初となった「スプートニクV」を含む3種のワクチンを承認。昨年12月に接種を開始したが、接種を終えたのは430万人と人口の3%弱にとどまる。