五輪聖火リレースタート

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聖火リレーの出発式

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延期された東京五輪の聖火リレーが25日、東日本大震災から10年の福島県をスタートした。大会理念の「復興五輪」を象徴する場所として、東京電力福島第1原発事故の収束作業の拠点となったサッカー施設「Jヴィレッジ」(楢葉町、広野町)を出発。聖火が121日間をかけて全国を巡る旅が始まった。感染防止に配慮した安全な運営が焦点となる。

 震災があった2011年のサッカー女子ワールドカップ(W杯)で優勝した日本代表「なでしこジャパン」の当時のメンバーだった宮間あやさんや岩清水梓選手らがグループで第1走者を務めた。