ベライゾンもワイヤレスサービス 主要36駅で年内開始

 米通信大手のベライゾンは21日、ニューヨーク市の地下鉄駅内で携帯電話通信サービスの提供を開始することを明らかにした。年内に主要36駅で通話可能な状態にすることが目標で、第2段階ではさらに40駅が加わる計画だという。
 ベライゾンは、携帯電話通信を運営するトランジット・ワイヤレス社との取り引きで合意に達し、今回のサービスの提供へとこぎつけた。
 競合のAT&TやTモバイルはすでに地下鉄駅での通信提供を開始しており、ベライゾンは遅れをとっていた。
 ニューヨーク市の地下鉄ではこのほか、ボインゴ・ワイヤレス社がWi-Fi回線を提供しているほか、スプリントも参入に向けた準備を進めている。