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【ヤンゴン共同】ミャンマーの人権団体「政治犯支援協会」(AAPP)は29日夜、国軍の弾圧による死者が計510人になったと明らかにした。同日だけで14人が殺害された。最重要行事だった27日の国軍記念日が終わっても、弾圧の手を緩めるつもりがないことが浮き彫りになった。
AAPPは、実際の死者数はもっと多いとみられると説明している。地元メディアによると、最大都市ヤンゴンでは治安部隊が反軍政デモの参加者に対し、手りゅう弾を使用した。中部タウンジーでは犠牲者の葬列に向け発砲した。
27日には1日で最悪となる114人が殺害された。