架空女性の誘拐話で捜索騒ぎ NJ州の高校生逮捕

 インターネットで架空の女性の誘拐話を持ち掛け、米国およびブルガリアの捜査当局を巻き込む騒ぎを起こしたとして、ニュージャージー州在住のアンドリー・ミハイリヴィスキー容疑者(18歳)が27日、虚偽申告の容疑で逮捕された。容疑者は5万ドルの身代金を要求していた。
 調べによるとミハイリヴィスキー容疑者はソーシャルネットワーキングサービスのフェイスブックやツイッター上に、「ケイト・ブリアナ・フルトン」という架空の女性を作り上げ、ブルガリアでこの女性が誘拐されたとして、東欧にある米大使館などに女性の捜索願を出していた。
 容疑者は一連の犯行について「冗談のつもりだった」と証言しているが、両国では大掛かりな捜索が行われていた。