便利なアプリはどれ? MTAがコンテスト実施

コンテストの公式ウェブサイト


 ニューヨーク州都市交通局(MTA)は26日、開催中のモバイル機器用アプリケーション・コンテスト「アプ・クエスト(App Quest)」で、約4カ月間の募集期間中に50あまりの応募があったことを明らかにした。
 同コンテストは、MTAの地下鉄、バス、鉄道の利用に関わる新作アプリを募集し、一般からの投票で「最も便利なもの=優勝者」を決めるというもの。投票期間は9月10日までで、コンテストの公式ウェブサイト(www.2013mtaappquest.challengepost.com)から行うことができる。
 候補アプリのひとつ「Exit NYC」では、乗客が地下鉄の駅から地上に出てきた際に、自分がどちらの方角を向いているのかを確認することができる。どの出口から出ても、アプリに地下鉄の名前を入力することで画面に矢印が現れ、方角を示してくれるという。
 コンテストの共催者である通信大手のAT&Tは、「ニューヨーカーはいつも目的地に向かって急いでいる。今回のコンテストで集まったアプリが、移動に必要な情報と乗客とをつなげてくれるだろう。ぜひ、気に入ったアプリに投票してほしい」とコメントしている。
 入賞者には、AT&Tから賞金総額5万ドルが贈られるという。