By 共同通信
【ワシントン共同】米連邦議会付近の検問所に車が突入し、警官2人が死傷した事件で、米メディアは5日までに、射殺されたノア・グリーン容疑者(25)が被害妄想や自殺願望を抱えていたとみられていると報じた。捜査当局は動機の解明に向け、容疑者の当時の精神状態に焦点を当てて調べている。
グリーン容疑者はソーシャルメディアに、自分が政府の思想統制下にあり監視されていると投稿。新型コロナウイルス流行により経済的に困窮していたもようで、黒人イスラム組織「ネーション・オブ・イスラム」の指導者への信奉に触れ、困難な状況で信仰を深めたとの書き込みもしていたという。