岩手県二戸市のPRレセプション 世界に誇る漆と日本酒 在NY総領事大使公邸で開催

鏡割りをする(左から)NY岩手県人会会長の岩崎雄亮氏、NY総領事館大使の草賀純男氏、二戸市長の小保内敏幸氏、株式会社南部美人 代表取締役の久慈浩氏


 在NY日本国総領事大使公邸で8月27日、岩手県二戸市によるレセプション「こだわりの素材〜うるし(浄法寺漆)と日本酒(南部美人)〜を楽しむ」が開催された。今回のイベントは、二戸市の素材にこだわった商品を国内だけでなくニューヨークでも広める目的で行われ、会場には関係者が多数招かれた。
 二戸市は、国産漆の約8割を占める日本一の生産地として知られている。漆塗り職人の鈴木真樹子氏による漆器セミナーでは、日本の代表的な文化財建造物の保存にも重要な役割を果たしている「浄法寺漆」の魅力が伝えられた。
 また、日本航空の国際線ファーストクラスでも提供されている地酒「南部美人」ができるまでを株式会社南部美人 専務取締役の久慈浩介氏がビデオを見せながら熱く語った。
 ほかにも、二戸市を代表する食材による料理も振る舞われ、来場者らは舌鼓を打った。
 同レセプションは、在NY日本国総領事館、二戸市、にのへブランド海外発信事業実行委員会が主催。