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リニア中央新幹線静岡工区を巡る国土交通省の有識者会議の議事録が発言通り作成されず、事後に追加、削除した箇所があることが7日、分かった。事務局の国交省は「委員の求めがあり修正した」としているが、専門家は「実際の発言と異なる内容に後から書き換えると、議事録の意味がない」と指摘している。
有識者会議は福岡捷二中央大研究開発機構教授を座長に、専門家や静岡県幹部らが参加。工事が水資源に与える影響を議論し、議事録を公表している。
問題の箇所は、第9回会議(2月28日)の中間報告のまとめ方に関するやりとり。会合の場で発言のなかった文言が加わる一方、削除部分もあった。