By 共同通信
【ロサンゼルス共同】米カリフォルニア州のニューサム知事は6日、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が普及し、感染状況も安定しているとして、経済活動の規制を6月15日に解除する方針を発表した。マスク着用は引き続き義務付けるが、規制解除により「通常通りに経済活動を再開できる」と強調した。
記者会見したニューサム氏は、ワクチン接種回数が2千万回を超え、過去7日間の陽性率は1.6%にとどまっていると指摘。州人口約4千万人のうち3千万人超が今月末までに少なくとも1回の接種を終えるとの見通しを示した。変異株の拡大には引き続き注意が必要だとし、警戒を呼び掛けた。