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【ワシントン共同】米国のサキ大統領報道官は7日、ホワイトハウスで記者会見し、来年の北京冬季五輪に参加する姿勢に現時点で「変更はない」と表明した。「共同でのボイコットを同盟国と議論したことはなく、今も議論はしていない」と述べた。国務省報道官が中国の人権侵害を理由に共同ボイコットの可能性を示唆したことが波紋を広げており、火消しを図った形だ。
バイデン政権が判断を尊重するとしている米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)がボイコットに反対の立場を表明。日本オリンピック委員会も選手団派遣方針に変更がないことを明らかにしている。