殿下死去、悲しみの英国

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 エリザベス英女王の夫フィリップ殿下が99歳で死去したことを受け、英国内で9日、悲しみが広がった。英メディアによると、国民に愛された殿下が女王と昨年3月から滞在していたロンドン郊外のウィンザー城には人々が花束などを手向けに集まった。欧米の指導者や各国王室は殿下を称賛し、女王や英国民に弔意を示した。

 各国からは追悼メッセージが相次いだ。米国のバイデン大統領夫妻は殿下について「英国民や英連邦、家族のために身をささげた」などとする声明を発表。殿下の出身地ギリシャのサケラロプル大統領はツイッターで「献身的な愛で役目を果たした」とたたえた。