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【エルサレム共同】イスラエルを訪問中のオースティン米国防長官は12日、エルサレムでネタニヤフ首相とイラン核問題などを協議し、イランに核兵器を保有させない方針で一致した。バイデン米政権がイランとの核合意の立て直しを目指す一方、イランと敵対するイスラエルは反発していたが、同盟国間でイラン核問題における最低限の共通認識を得た。
ネタニヤフ氏は会談後の記者会見で「イランは中東で最大の脅威だ」と強調し「狂信的な体制でテロを支援している。核兵器保有の能力を持つことも認めない」と語った。
オースティン氏は「両国は戦略的パートナーとして緊密な連携を続ける」と応じた。