シカゴを拠点とする駐車スペース提供サービス業者のスポットヒーロー(SpotHero)がこのほど、ニューヨーク市でのサービス提供を開始した。これは駐車スペースを事前に予約することができる有料サービスで、手続きはインターネットや携帯電話を通じて行う。
同市では駐車場や路上の駐車スペースを確保するのが年々困難になっており、目的地から離れた場所に車を止めたり、スペースが空くのを待つために同じブロックを何度も回り続けることを余儀なくされることも多い。また駐車違反をすれば多額の罰金を科されるのが一般的で、市内配管サービス業者大手のアドバンテージ・プラミングは、年間5万ドルを駐車違反の罰金に費やしているという。
スポットヒーローの携帯電話アプリケーションを使えば、予約した駐車スペースに直接向かうことができ、そのような手間や時間、ガソリン費用などを削減することができる。また同アプリでは、複数の駐車スペースが候補として提示されるため、ユーザーは料金などを基準に比較して選ぶことも可能だという。