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【ワシントン共同】菅義偉首相は16日夜(日本時間17日午前)、新型コロナウイルス感染拡大が深刻な大阪府への緊急事態宣言発令の是非に関し「まん延防止等重点措置を始めてから、まだ2週間たっていない。状況を見ての判断になる」と述べた。米ワシントン市で記者団の質問に答えた。
医療提供体制について「病床が逼迫している」と危機感にも言及。自治体と連携し病床確保に全力を挙げるよう政府内に指示していると強調した。
政府の感染症対策分科会の尾身茂会長は宣言発令について「来週になれば重点措置の効果がはっきりする」として判断材料とするよう指摘している。