M・ジェイコブス氏がヴィトンのデザイナー退任

 ファッションデザイナーのマーク・ジェイコブス氏が2日、16年間アーティスティック・ディレクターを務めた仏高級ブランド「ルイ・ヴィトン」を去ることが明らかとなった。同日パリのルーブル美術館で行われた2014年春夏コレクションが、同氏にとって同ブランドでの最後の任務となった。
 ジェイコブス氏は今後、自身の名を冠した「マーク・ジェイコブス」に注力するために今回の決断に至ったとされる。
 LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンによると、ジェイコブス氏の後任は現時点では未定だが、バレンシアガの元デザイナーであるニコラ・ゲスキエール氏の起用が有力視されているという。