就任100日大統領、55％が支持
バイデン氏のコロナ対応に高評価
「ハネムーン期間」の就任から最初の100日を経過したバイデン大統領について、米国人の55％が支持、不支持は40%とするロイターの世論調査を27日、ａｍニューヨークが伝えた。トランプ前大統領が任期中に一度も到達できなかった支持率とされる。とりわけ新型コロナウイルスへの新政権の対応を巡り、高い評価を得ているのが鮮明になった形だ。
世論調査は4月12日から16日にかけ、約4400人を対象に実施。バイデン氏のコロナ対応を巡り、65％が支持すると回答。民主党支持層の90％、無党派層の61％、共和党支持層の39％が、バイデン氏の対応を支持すると答えた。
トランプ政権誕生後に分裂した米国の有権者を統合したことへの評価については、民主党支持層の88％が支持、共和党支持層の23％、無党派層の48％が支持。全体では、56％がバイデン氏の努力に対する支持を表明した。一方、米国とメキシコの国境に到着する移民の急増に対処するための移民問題に関するバイデン氏の政策については、42％が賛成、49％が反対で賛否が逆転した。
バイデン氏の支持率はこの1年間で全米の幅広い層で高まっており、大卒白人のみならず、保守的とされる非大卒の白人からも支持を集めている。さらに、ヒスパニック系住民の68％がバイデン氏への支持を表明。昨年4月の調査と比較し、2ポイント上昇している。
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