米誌USニューズ&ワールドレポートがこのほど、2013年度の全米大学ランキングを発表、総合ランキングでは前年に続いてプリンストン大学が首位の座を維持した。2位は、僅差でハーバード大学が続いた。
分野別では、人文系分野の教育を中心に扱うリベラルアーツ部門でマサチューセッツ州のウィリアムズ大学が1位だったほか、地域カレッジ部門の北部地域の首位はニューヨーク市のクーパー・ユニオン大学だった。また地域ユニバーシティー部門の北部地域にはペンシルバニア州のビラノバ大学が選ばれたほか、学費や奨学金のシステムなどを基準にしたベストバリュー部門では、6位にニューヨーク州のヴァッサー大学がランクインした。
米国では学費の高騰や学費ローン、大卒者の就職難など、大学進学に関する問題が深刻化している。しかし一方で、12年に行われた米国労働統計局の調査では、大卒者の所得が週平均で高卒者の所得を414ドル上まわることが分かっているほか、就職率についても4年制大学の卒業者は高卒者のおよそ2倍という結果が出ている。
総合ランキングの上位5大学は以下のとおり。